音楽大好きな人の音楽体験談や口コミ

音楽の思い出、歌手やアイドル、バンドなど、音楽好きな人の音楽にまつわる音楽話

心に残った英文をメロディーに乗せていた歌う遊び

ある時期ある「遊び」をしていました。真剣な遊びです。人員は1人です。何かというと、できた曲に言葉を乗せていくことです。迷わず私が選んだのは、スタインベックの「パスチャーズオブヘブン」という短編に出て来る言葉でした。

 

だだ、何を意味しているのかほとんど分からない。理由は英語の原文だったからです。その原文は学生時代の授業のテキストでした。私は落第をしていました。理由は朝起きれなかったからです。同級生の2倍も英語を勉強しました。

 

でも、嫌いではなかったのです。特にこの「パスチャーズオブヘブン」が好きでした。英語がよく分からないのに好きというのは少し変ですが、とても印象的な描写が強く心に残っていたのだと思います。日が落ちて星が輝き始め、道を一人で歩いて家路につく場面は、まるで目の前にあるような気がしていました。

 

きっと内外を問わず優れた小説家は、細部:ディテールまで言葉で表せるのではないでしょうか。だから私はスタインベックの詩の小説を音に乗せてそのリアルさを追体験したかったのではないでしょうか。25年も前なのですが、その時のメロディは一番好きです。私の趣味も変化して、最近は歌詞が書けるようになりました。

 

本の中から引っ張り出してくるようなことは絶対しませんが、ただし、心に残っている小説の世界観は、私に影響を与えていることが分かります。私はたくさん本を読んだ方ではないと思います。それでも、今になって翻訳を探したり、再販されてはいないのかと探したりします。

 

きっと「専門店」というのはプロですから、どんなに私がさがしてもさがせない本を、いとも簡単に見つけてくれるような気がしています。遠視が進んで本が読みづらくなりました。さびしい気もします。

 

もう一度読んでみたいと私が今探している本はロマン・ロランの「魅せられたる魂」です。